会社を飛躍させる
全員の価値観共有
水ライフラインの一翼を担うには、組織の哲学と体制が的確でなければなりません。人は、やるべき事柄の意義を確認し、自らの力が発揮できれば、信条に従って存分に能力を発揮します。組織は、もはや上意下達の古色蒼然とした体制ではなく、構成する者の確かな意志なくしては何事も成し遂げることはできません。
そこに必要なのは、企業構成員全員による価値の共有であり、明確な方針に沿うための計画と使命感でしょう。龍玉精工は、企業に集う者が価値観を共有し、同時に関係各社との深い連携のもと「全員体制」で事業を推進しています。
企業の進展には、社員が価値観を共有し、個々の能力を発揮することが重要と考え、毎年、全社員へ冊子『経営計画書』を配布。個人による事業の全体像把握に努めています。また早朝勉強会や、社員が実務の方向性を決める実行計画策定会議などで能力の伸長を促しています。
個人の成長が事業の進展につながると確信し、会社の中期事業計画を基に、各セクションの実行計画と個人の実行計画を策定します。計画作りは上司や同僚と行い、情報と思いを共有。また半年に一度、経営幹部の面談や成果の発表を実施し、モチベーションの向上を図っています。
社員は会社の言う通りに動けば良いという受け身の姿勢を排し、各人が経営者としての意識を持って業務を遂行していきます。それに向けて会社はできる限り経営情報を公開。管理職には毎月決算資料も開示し、社員の経営意識を高めています。